司法書士試験、やる気の低下要因3選とその対策【司法書士試験 やる気】
こんにちは。
りーすけです。
司法書士試験の勉強は、「勉強を始めた頃の、心の底から湧き出ていたやる気」をどれだけ維持できるか、これが本当に難しいと思いました。
学生時代の頃の試験勉強は、周りも普通に毎日勉強してますし、試験に通らないと、次のステップ(進級や進学)に進めないので、勉強するのが当たり前という環境です。
だから、勉強を継続しやすい環境でした。
しかし、司法書士試験の時は、自分の周りでこんなに必死に勉強をほとんどいません。
だから、勉強環境の設定や勉強に対する考え方を、自分でマネジメントしないといけませんでした。
そうしないと、様々な外的要因が襲い掛かる中、到底やる気なんて維持することは難しいです。
そういうわけで、私は長時間の勉強を長期間継続させる為に、どういう事でやる気が下がり、どういう対策を取っていったかを、書き出したいと思います。
やる気低下要因①:「 答練や模試で、他人の成績と比較して、自分の未熟さを痛感したとき」
SNSやブログを検索すると、高得点を取っている人がたくさんいます。
もちろん、その方たちも、必死に頑張ってきた結果です。
しかし、見る方は、「得点」という表面的なものしか見えないので、「ああ、この人は、地頭がいいんだ、それか勉強の効率がきっといいんだ」と考えてしまいます。
私は、そういう風にして、ネット上の他人と比較してしまい、自分の地頭が悪いのかとばかり考えてしまって、やる気が下がりました。
単純な対策ですが、私は、正答数30問程度が安定して取れるようになるまでは、人の自己採点結果を見るのを避けてました。
30問が取れないうちは、なぜあの問題で午前も午後も30問もとれるのか不思議で仕方なかったし、そんな化け物と本試験で戦うのかと思うと、心が折れそうになったからです。
一方、30問程度の成績が取れだすと、ちょっとしたゲーム感覚で他人と比べるのが楽しくなったので、むしろモチベーションアップに繋がりました。
やる気低下要因②:「単純に眠かったり、体調不良」
体調不良の時は、ありました。私の場合は主に、二日酔いの時です。
兼業受験生時代、友達の結婚式の時に限っては、大量に酒を飲みました。
結婚式の次の日は大体休日で、1日時間が取れたはずなのですが、大概二日酔いでしたので、その時ばかりは、午前の時間帯は完全につぶしました。
しかし、午後から頑張って、必ず6時間は勉強するようにしていました。
体調が悪い時に、少し休んで、その日のうちに勉強を一定時間頑張った時は、毎回自信がつきました。
そういう辛い日に頑張った実績を作ると、通常時に、なんとなーくダルくて、勉強したくないなーって日にも、「あの絶不調な時に、乗り越えた自分がいるのに、通常時のダルさに乗り越えられないハズがない、自分なら出来る」という前向きな気持ちになることができました。
立ち上がれない程の辛い日にまで、勉強する必要はないかもしれませんが、体調が悪かったり、ひどく寝不足な日は、ある意味チャンスで、少しだけ勉強すると「自分は辛い時にも継続できた」と自信になります。
あとは、体調管理の道具として、以下の目覚まし時計を使用していました。
↓ 私が使用していた目覚まし時計です。
参考ですが、私は机環境もかなり整えました。
やる気低下要因③:「会社でストレスフル」
兼業受験生で一発合格する方は、本当にすごいと思います。
私も1年程兼業で、司法書士試験の勉強をしましたが、兼業で一発合格できるとは、到底思えませんでした。
やはり、朝から晩まで仕事をすると、脳の力が限界まで消耗されるからです。
そういう状況の中、脳に新しい知識を覚えさせるのは、非常に効率が悪く感じました。
特に、「企画系」「研究系」の仕事の人で、一発合格する人は、脳のキャパシティが半端ないと思います。
私は、最初兼業で何とか受かろうと考えていたので、司法書士を目指し始めた時すぐに、上司に(司法書士になることは伏せ)直談判し、部署移動を訴え続けました。
その願いは叶い、比較的時間の融通が利く部署に変えてもらいました。
(具体的にいうと、月の残業を50時間から10時間まで、低下させることができました。)
また、前の部署では、暇さえあれば毎晩飲みにいきましょう!というキャラでしたが、移動先の部署では、「飲みには誘わないで欲しいオーラ」を最初から出し続け、飲みに行くのが得意じゃない人という定位置を獲得しました。
極端なキャラ変更です。
しかし、その辺は、ハッキリした方がよいと思います。
中途半端にいったり、いかなかったりすると、「なんだよ、付き合い悪くなったなー!!」とか、「お前変わったな」とか、面倒な人も一定数いるので、最初の自分の明確なスタンス作りは大事です。
こうして、仕事上の余計な脳の消耗(残業時間の抑制)、対人関係のストレス(飲みは得意ではないキャラの獲得)を排除することができました。
少し話がそれますが、
結局、家族との調整も付き、会社を辞めることになった時は、部署のみんなと記念写真をとったり、メッセージや記念品をもらったりと、快く送り出してくれたので、ハッキリとしたスタンスは良かったと思います。
「中途半端な立ち位置が一番嫌われる」と本当に学びました。
今の仕事を本業にするのか、司法書士を本業にするのか、大胆に、ハッキリ決めて行動すると、意外と周囲とのトラブルが少なくなるかもしれません。
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