コロナで一番ストレスだったのは、試験が延期になった事ではなかった話。【司法書士試験 コロナ】
こんばんは。
りーすけです。
今年の受験は、コロナの中、大変でしたよね。
コロナ時代、初めての受験を経験した者として、確かに直前期が伸びて、モチベーションが保ちにくかったことはストレスでしたが、これは私にとって、そこまで大きなストレスではありませんでした。
私にとって一番のストレスは、「コロナに、試験直前にかかると、今年の受験は見送りとなってしまうこと」でした。
しかも、自分がかかっていなくても、家族が罹患する事で、濃厚接触者として、受験を強制的に見送らせられます。
これまでの受験生は、「試験日に自分を合格レベルにもっていけるか?」を、気にしていればよかったのでしょうが、コロナ時代の受験生は、さらに、「試験直前にコロナにかからないでくれ、お願い!!」と祈りながら過ごさないといけない、この状態に私は非常にストレスを感じました。
どれだけ、自分に力がついても、コロナにかかったら、何の実力も評価されません。
今年の9月頃、マジでぴりぴりしてました。
一人暮らしであれば、家に引きこもり、かつ、自分がかなり気を付けていれば、コロナにかかる確率は、低いと思います。
しかし、家族がいる方は、家族もそれぞれの生活があるわけで、社会にでていって何かしらの活動をしているはずです。
私にも家族がいて、家族はやはり、付き合いの飲み会を9月もしてましたし、私は、「なるべく行ってほしくない」とも思いましたが、社会生活をする以上、そうはいかない日もあるのは承知しています。
しかし、コロナにかかったら一発KOな事実、そして、家族のコントロールが不可能な事実、本当にストレスを感じました。
本試験会場では、検温もされますし、強行突破不可です。
地獄のように、勉強してきた司法書士受験生を、何の実力も評価せず、コロナで一発退場させるなんて、絶対にありえないから!!、少し荒っぽい言い方ですが、そう思ってしまいました。
そして、私は、最悪の場合、本試験の朝、熱っぽかったら、熱さまシートを検温前におでこに貼り、冷やしてから、センサーを突破しようかと、とんでもなく馬鹿なことを考えてしまったくらいです。それくらい、コロナ感染に敏感でした。
(もちろん、本当に朝、熱が出ていたら、見送っていたでしょう。もし自分が感染しており、会場にクラスターが発生したら、他の人の人生に大きな影響を与えてしまうので。多分、自分の人生も最悪な方向に変わってしまいます。)
直前期というセンシティブな時期に、「コロナにかかるかどうか」という余計な心配をしないといけない、この恐怖を感じながら、生活した今年の受験生のタフさは、多分尋常じゃないと思います。
私は、この恐怖が半端なくて、当日試験を受けることが出来たこと自体に、心底安堵しました。
本試験当日、緊張が少なかったのは、コロナにかからずに何とか受験できた、という安堵感が大きかったと思います。
コロナで、一番ストレスなのは、「家族の社会生活を自ら制御することができず、ウイルスの感染に怯えながら、センシティブな直前期を過ごさないといけないこと」。
私の場合、これが、一番のストレスでした。
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