分からない問題のテキスト該当箇所探し、もう諦めませんか?【司法書士試験 過去問】
こんばんは。
りーすけです。
過去問や答練を解く際のことです。
「あれ、この法律用語どっかで見たんだけど、なんだったかなー?」
と思い、テキストの該当箇所探しを始めます。
この作業は、知識の精度を上げる為に、確かに有効かと思います
しかし、探すのに時間がかかることもしばしばです。
特に学習初期は、そうです。
この作業に関して、私は、5分探して見つからなければ、即刻、諦めるという選択を取りました。
理由は、膨大な知識を覚えるには、「覚えきれていない問題を覚える作業」と「覚えた問題を忘れないようにする作業」を常に並行して行わなくてはならないからです。
真面目にやると、専業受験生でも時間が足りません。
「覚えきれてない問題を覚える」作業を諦めると、一生覚えられないんじゃないか?と思うかもしれませんが、大丈夫だと思いました。
司法書士試験勉強では、何回も同じテキストや過去問を回します。
わからなかった箇所は、今11月なので、本試験までに10回以上は目に触れ、検討することができます。(専業であれば、15回くらい。)
また、よく言われる、他の知識が過去分からなかった知識を結びつけてくれる瞬間、いわば点と点が線になる時というのは、私の場合、直前期の5月~6月に多く訪れました。
なので、ハッキリ言って、私は、超直前期まで、わからないまま放置していた問題は無数にありました。
点と点を線にする作業を、無理やり時間をかけてやるよりも、直前期までに沢山の「点」をつくっておき、直前期に一気に「線」をつくっていく作業をやった感じです。
例えば、民法だと、私は、以下の回数、教材を回したので、今わからなくとも、どこかでわかる瞬間は、必ず訪れました。
オートマ民法Ⅰ 22周
オートマ民法Ⅱ 22周
オートマ民法Ⅲ 22周
新でるトコ一問一答① 民法 16周
オートマ過去問① 民法Ⅰ 10周
オートマ過去問② 民法Ⅱ 10周
ところで、試験勉強において、完璧主義はよくない!!といいますが、この言葉は恐ろしいもので、、理解を間違えるととんでもない目にあうと感じました。
司法書士試験の知識の精度の高め具合は、あくまで「完璧主義」なまでに仕上げないと、特に会社法等は、太刀打ちできません。
しかし、勉強のやり方においては、「完璧主義」を排除すべきと思いました。
「完璧主義」な勉強のやり方とは、わからない問題に対し、1時間近くかけて調べること、答練で出たテキストにも載ってないような知識を暗記しようとすること、とかです。
合格体験記を見て思いましたが、知識の精度の高め方へのこだわりは皆「完璧主義」ですが、勉強のやり方に関しては、「完璧主義」を排除し、とにかく効率良く何回もテキストを回すという風に、要領よく、やっているんだと思います。
それでも、分からない問題が気になりすぎて、どうしようもない時があれば、ポストイットに一旦該当ページなどを書き留めておくことです。
1日のノルマが終わった後の、エクストラタイムにおいて、その問題に没頭すれば、ノルマが圧迫される事がありません。
(私は、分からない問題に対し、夜22時~23時くらいの休憩時間を使って、潰していました。)
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