司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

択一の解法について 【司法書士試験 択一式】

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こんばんは。

りーすけです。

 

今日はM-1グランプリですね。

今年も楽しく見たいと思います。

 

ところで、以下の質問を頂きましたので、回答します。


私は択一が苦手なのですが、択一を解くに当たって心掛けていたこと、解法(確信して正誤がわかる肢は◎ または大きく❌、多分正解だと思う肢は◯または小さく✖️を付けて、肢の組み合わせを検討する等)について教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

 

コメント、ありがとうございます!!!

 

私独自の解法をご紹介します。

参考になる部分があれば、幸いです。

 

・午前の部の解法

 

◎解答する順番

民法(4問目)→刑法→会社法憲法

 

◎時間配分

9:30~10:45 解答

10:45~11:30 見直し

下手に用心深くならずに、さっさと解いていき、見直しに時間を割きました。

 

◎各科目の戦略(これは、以前の記事の焼き直しでもあります。)

1. 民法

5肢は全部見ない。(見直しの時間で検討していない肢を確認)

確実な肢を探し、それを軸に判断。

民法は、テキストの情景が浮かばない肢に関しては、絶対に軸足にしないように意識。

民法程、やり込んでいると思われる科目は、「きちんと問題文を読んでいれば」、第一印象が正しいと思ってました。

見直しの時間帯では、よっぽど自信があると思わない限り、解答変更はしませんでした。

あと学説問題は、必ず飛ばします。

問題文をよく読めばよい、国語の問題ですので、あとで、冷静に考えたほうが、正答率が上がるからです。

 

2. 刑法

5肢すべて確認。

コミカルな表現が書かれている部分が解答の糸口になることが多いので、そこにちゃんと注目します。

 

3. 会社法

5肢すべて確認。

本当に細かいところで引っ掛けてきます。

問題文は指でなぞりながら、文節にスラッシュを入れながら丁寧に問題文を読むことが必要でした。

 

4. 憲法

憲法は、判例の結論以外のところで、引っ掛けがありました。

例えば、特段の事情あれば、それは例外的にokとか。

「結論check。特別な事情ないかcheck。」の考え方で解いてました。

 

・午後の部の解法

 

◎解答する順番

マイナー→商登→不登

 

◎時間配分

13:00~13:14 マイナー

13:14~13:30 商登

13:30~14:00 不登

マイナーは必ずこのくらいの速度で解かないと、厳しいと感じています。

 

◎各科目の戦略

1. マイナー

とにかく急ぐ、これにつきます。

第一印象を信じて解きます。

もしかしたら、見直しの時間ができるかもしれないので、自信がない問題は、問題番号に、大きく△の印をつけておきます。

民訴系は、5肢見ませんが、供託と司法書士法は5肢見ます。この2つは、ある程度勉強していれば、必ず得点できる科目だからです。

だからあえて、全力でつぶします。

 

2. 商業登記法

(なるべく)5肢見ます。

会社法と同様で、引っ掛けが細かいからです。

問題文の読み方も、会社法と同様です。

 

3. 不動産登記法

知っているか、知っていないか明確な肢が多いので、テンポよく解けるかどうかが大事でした。

知識どうこうもありますが、心理的な面で、焦りから誤答を選ぶ可能性も多分にあります。

心理要因のありえないミスを防ぐためにも、肢の関係で、振り返らずにどんどん切っていく。これが、問題文を前にした時に一番大事な心構えだったと思います。

(商登法ほど、細かい引っ掛けがないように感じたので、問題文を丁寧に読みすぎる必要はないと思いました。)

 

 

 

・その他

1. 大きい〇、大きい✖戦法

確実に正しいと思える肢を大きい〇、確実に誤りと思える肢を大きい✖とし、肢の隣に、記載しました。

 

2. マークシートと問題文の机上での配置を決める。

正解はないかと思いますが、模試などで、一番自分に合った配置を決めておき、毎回その配置で解く練習をする必要があります。

理由は、いつもと同じ型で解くと、集中モードに入りやすくなるからです。

 

3. 縁起のよい鉛筆、消しゴム選手権の開催

何本か、鉛筆を用意するかもしれませんが、不思議とこの鉛筆だとうまくいきやすいなーという鉛筆が生まれます。

その鉛筆を本試験に使用します。

心理的な面で、安心感が生まれます。

 

4. マークシートは、一問ごとに塗りつぶす。

なんとなく、1問ずつしっかりやっつけた感じがして、達成感が生まれたので、この方法をとりました。

 

5. 悩んだらお守りを握る。

悩むと焦りから、頭が真っ白になる可能性があります。

その時に、自分を落ち着かせる方法として、お守りを握るという方法をとってました。

 

 

 

上記のような感じです。

知識も大事ですが、精神的な戦略も必要です。

模試の段階で、最善のスタイルを見つけ、何回も模試や答練で練習すると、本試験での緊張感が抑えられ、「通常時の頭」で解くことができます。

緊張に押しつぶされやすい本試験で、「通常時の頭」で解くことができるだけで、ほかの人よりアドバンテージになると思います。

 

 

 

最近めちゃくちゃ寒いですが、体調管理気を付けていきましょう!!

 

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