マイナー科目と主要4科目の勉強バランスについて【司法書士試験 マイナー科目】
こんばんは!
りーすけです。
本日、下記(青字)のコメントを頂きました。
コメント内のご質問について、回答します!
( コメント、ありがとうございます^^ )
私は、今、ちょうど講義が主要4科目が終わり、憲法が始まったところです。主要4科目のうち会社法、商業登記が苦手で、中でも商業登記に関しては会社法もままならないのに論点沢山すぎて、自分の理解と記憶力の乏しさに悲しくなります。
現在は平日は大体8時間土日は子供もいてるので土日合わせて6時間ほどを勉強しています。
平日の勉強時間は会社法、商業に手間取りすぎて、気づけば5時間ほど二科目に費やしています←それでも沢山間違います。
こちらのブログで、時間を決めてどんどん進んでいく→気になった箇所は自由時間に緩く復習すると書かれていたので、もしかして私、苦手科目に時間取り過ぎなのかなと思えてきました。
点数配分も民法、不動産登記の方が高いし、これからマイナー科目も入ってきたら、会社法商業に時間を費やしすぎるのもよくないと思われますか??
まず、以前、ブログで紹介したスケジュールは、あくまで3月中旬以降(直前期)の勉強スケジュールです。
具体的には、以下です。
6:00 起床
6:10~8:40 不動産登記法
8:45~9:15 刑法
12:30~14:00 民法
14:00~14:30 食事
14:30~15:30 民法
15:40~17:10 民訴等
17:10~17:40 供託・司法書士
17:40~19:00 食事・休憩
19:00~19:30 憲法
19:40~21:40 記述式対策
21:40~23:00 自由時間
23:00~ 就寝
マイナー科目を学習し始めのこの頃は、勉強スケジュールが若干違いましたので、まずこちらからご紹介します。
12月~3月(マイナー科目学習期)の勉強スケジュール
<1日の流れ>
STEP1. 記述式 2h (不登 1h、商登1h)
STEP2. マイナー科目 3h
(憲法、供託法、民訴等、刑法をバランスよく、授業があれば、その科目優先。)
STEP3. 主要科目 2.5h
STEP4. 主要科目 2.5h
STEP3とSTEP4は、以下のようにローテーションして、回してました。
1日目:STEP3 民法 STEP4 不登
→ 2日目:STEP3 民法 STEP4 不登
→ 3日目:STEP3 不登 STEP4 会社・商登
→ 4日目:STEP3 不登 STEP4 会社・商登
→ 5日目:STEP3 会社・商登 STEP4民法
→ 6日目:STEP3 会社・商登 STEP4民法
→ 7日目:STEP3 民法 STEP4 不登
→・・・(同じ繰り返し)
質問者さんのお気持ちとしては、苦手分野がある状態で、マイナー科目も入ってきて、これから、どうやって勉強すればいいのだろうか、各科目の配分は、どうしよう、という感じでしょうか。
私もこの時期同じ事を考えていたので、よくわかります。。
こういう場合は、まず不安要素を減らす作戦がおすすめです。
不安要素があると、脳に余分な負荷をかけるので、勉強のモチベーションが下がりがちです。
ですので、私は、2019年の12/23~12/27の5日間(計40時間)、マイナー科目強化週間と銘打って、マイナー科目のテキストを、授業が始まっていない段階で、2周ずつ読み切りました。
(その間、主要4科目をあえて一切勉強しません。マイナー科目をひととおり終わらすことに集中します。)
狙いは、「マイナー科目をまだすべて消化できていないという不安要素を減らし、主要4科目に集中すること」です。
実体験としては、この方法は正解でした。
11科目すべて勉強し終わったという安心感のおかげで、主要4科目にかなり集中できるようになったからです。
この強化週間を経て、上記のSTEP1~STEP4のスケジュールをこなしました。
このスケジュールでやっていた時、質問者さんが感じるように、私も、会社法・商業登記法が弱いなと感じる時がありました。
しかし、大胆に、ある科目だけを重点的にやり続けるのは、この時期、私的には微妙かなと思ってました。
そこで、ローテーションを少しだけ、会社法に重きを置かせる工夫をしました。
STEP3とSTEP4のローテーションを以下に変更。
(3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 → 3不 4会 → 3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 →・・・)
上記のように、STEP4に会社法だけを残し、STEP3だけをローテーションさせました。
こういう風に、ある科目に重きをおくにしても、ほかの科目をおざなりにしない様、日々の勉強スケジュールをマイナーチェンジさせていく事がおすすめです。
1日1日の積み重ねで、少しずつ他の科目と同水準に上げていく事で、最終的にバランスの良い成績を直前期に得ることが出来ると思います。
何より、会社法・商業登記法は、私の場合、超直前期にやっとこさ完成しましたので、今の時期は、気楽に構えて置いたほうが、変に気落ちしないかと思います。
質問者さんは、平日8時間ということでしたので、私なら、時間割を以下のようにします。
STEP1. 記述式 2h (不登 1h、商登1h)
STEP2. マイナー科目 2h
STEP3. 主要科目 2h
STEP4. 主要科目 2h
(3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 → 3不 4会 → 3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 →・・・)
記述式は、2hは取っておきたいです。この時期は、解くのが遅いですし、じっくり時間を使います。直前期に本試験問題を、スピーディーに解く為の蓄えの時期です。
会社法が気になるなら、上記のように、日々ローテーションをさせます。
自分なりに満足したら、バランスを元に戻します。
一番大事なのは、事前にローテーションを決めておくことです。
これをするだけで、勉強バランスが悪くなっているんじゃないかという不安を除去できます。
不安がなくなれば、モチベーションを維持でき、淡々と機械のようにこなすことができます。
上記思い付きでもなく、私が実際に行った勉強法です。
ぜひ、検討してみてください。
加えて、以下の質問もいただいております。
あと、テキストの読み方も教えていただけると幸いです。
私は、過去問解きまくっていたら、テキストが疎かになりがちです。。オートマ過去問まわした回数よりもテキスト回した回数の方が多くされてたので、すごいなぁと思います。
テキストの読み方ですが、間違ったところを読まれていたのか、それとも、間違ったところの章を1から読まれていましたか??
またテキスト読み込み時間として、過去問とは関係なくテキストの頭から読んで、回数を回しておられましたか??
効率的なテキストの読み方がわからなくて。
本当に頭パンクしそうですー。。
あと7ヶ月もないのに、間に合うのか不安になってきました。
テキストは、1周したら、また頭から読んでいくシンプルな読み方がおすすめです。
理由は、一つです。
「勉強内容を考えることに力を使わないようにする為」
Daigoさんの本で、「人間の意思決定回数には限りがあり、無駄な意思決定を減らすことで、活力を維持できる」というような記載がありました。
私は、無駄な意思決定として、「勉強内容を細かく決めてしまうこと」がそうなんじゃないかと思い、シンプルに、1周回したら、また最初から1周という方法をとりました。
また、苦手を強く固めたとしても、理解している分野がその間にどんどん抜け落ちていくのが、この試験の最も恐ろしいところです。
全体的にメンテナンスをする道中で、苦手なところも、少しずつ改善していく方が、無難だと思いました。
結果的に、勉強の管理がしやすくなりました。
というのも、自分が何時間でテキストを一周できるかが可視化できるようになったからです。直前期の勉強スケジュールを立てるのに役立ちました。
また、前回の1周より、今回の1周の方が読むのが早かったというだけでも、成長を感じモチベーションが上がります。
あとは、最初から読んでいくと、テキスト全体の流れが脳に残ります。
問題を解く際に、「あっ、この知識はあの章の後ろで、、そうそうこんな話だった!!」と、テキストの流れに沿って、記憶をよみがえらせることが出来るようになります。
このようなことを意識しながら、シンプルに、1周終われば、また頭から読んでました。
シンプルにやることで、勉強のモチベーションも維持でき、記憶法にもつながると思いますので、楽にやりましょう!!^^
もちろん、気になる部分は付箋を貼っておき、日常のサイクル外で、隙間時間があれば見直す感じでやれば、いいと思います。
時間がなければ、深追いせず、どうせまた一周したらそこに帰ってくるからokと、割り切っていました。
質問者さん含め、上記の記事に関して、何か追加でコメントがある方がいましたら、コメント欄にどうぞ宜しくお願いします。
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