司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

不登法記述「枠ズレ」に涙し、一念発起した話

記述式

 

こんにちは。

 

りーすけです。

 

今日は、枠ズレに涙した話を書きます。

 

私は昔から非常に負けず嫌いです。

学生時代、私は勉強で分からない問題があったり、テストで納得できない点数を取ったりすれば、帰り道や机上で、悔しくて涙が止まらないことが多かったです。

 

 

司法書士試験の勉強でも、私は、悔しくて涙を流していました。

それは不登法記述式です。不登法記述式で枠ズレを起こすと大減点される為、かなりショックな点数となり、人生をかけた戦いなのに自分は何をやっているんだと、無力感を感じさせられます。

 

 

悔しかった今年の4/5のTAC 全国実力check模試の結果です。

 

 

 

 

 

35点中、3点。めちゃくちゃ枠ズレしました。

本当にお話しにならないレベルでした。

 

枠ズレしたのは、演習量が足りないからだとは分かっていながらも悔し涙が止まらなかったです。

本試験まであと3ヵ月(4月時点では延期が確定していません。)しかないのにどうすんだと。

 

 

択一の点数はこの時、午前30問、午後30問でしたので、実体判断が全くできないわけではなかったと思います。

 

 

しかし、この時までの記述式の勉強は、オートマ記述式とひな形のみで、「型」の勉強はしていたものの、本試験形式の問題に慣れていないのが原因だと思いました。この時、記述式の過去問もやっていませんでした。

 

 

4/5の模擬試験を機に、本試験形式の問題を沢山演習すること、そして、間違いノートに判断に失敗した箇所を記載し、隙間時間にノートの見直しを行うことを徹底しました。

 

 

ここで4/5以降の、模試&答練における私の不登法記述式の枠ズレの有無の一覧を示します。

 

 

 

 

記述式,司法書士

 

 

8/2の伊藤塾の模試を機に、枠ズレがぴたりと止みました。

そして、本試験でもこの流れは途絶えず、枠ズレをしませんでした。

 

 

 

 

本試験形式の問題演習+間違いノートのアップデートは、効果的だったと思いますが、具体的にどの程度本試験形式の問題を解けば、枠ズレを撲滅できるのか気になりました。

 

 

 

 

そこで、以下のグラフを作成しました。

4/5から、模試、答練(TAC合格力完成答練、LEC太郎と花子、LEC精選答練、LEC記述強化、TAC直前答練)、記述式過去問、ハイレベル記述式問題集を利用して、本試験形式の問題演習を行っており、グラフの縦軸は、本試験形式の問題演習の累計数を示しています。

(勉強内容を全て手帳に記録していたので、正確な数値になっています。)

 

 

記述式,オートマ

 

 

 

赤い点線が、枠ズレをしなくなった8月2日を示しています。

このグラフから、分かること。

私の場合、累計35問の本試験形式の問題演習を行って以降、模試での枠ズレが「0」に。

この感覚を失うのを恐れて、結局本試験までに累計57問、本試験形式の問題を解きました。

 

やはり、一定数の問題演習は絶対的に必要だと思います。

また、問題演習の際は、時計の針を本試験記述解答開始想定の14時に設定し、必ず時間を測って、解いてました。 演習の際の目標は、14時50分解答終了です。

 

35問を解き終わったころには、50分程度で、解答を終わるようになっていたと思います。

 

時間を測って、演習を重ねることで、枠ズレ防止だけでなく、スピードアップも図れたと思います。

 

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問題演習の際の精神的な面での話です。

35問に到達するまで、演習の際も、本当に枠ズレだらけでした。

何でこんなに自分は問題文を正確に読めないのか、ミスが多いのか、原因は、今までの生活習慣が悪かったのではないか?とか、試験に対する甘えがあるんじゃないか?とか、自分を否定したりもしましたが、自分を否定しながらも、ミスと向き合って、間違いノートに書いていきました。

択一より、正直記述のミスに関しては、「悔しい、情けない」という強い感情がプラスされている分、脳が刺激されているのか、間違いノートに半泣きになりながら記載した内容に関しては、次間違えることはなかったと思います。

 

もし、何度も同じ間違いを繰り返し、自分を否定し、感情的になっている時があれば、その論点は確実に覚えるチャンスです。

強い感情を感じながら、冷静に間違いと向き合えば、その論点は間違えることは、今後なくなると思います。

 

感情的になりながらも、ミスに向き合った結果、本試験で活きた経験を話します。

今回の本試験での根抵当権者の債務者の名変論点は、TAC合格力完成答練 第6回で出題されており、答練の際の自分は枠ズレしました。

大きく減点され、答練での判定はD判定、ちなみにこの答練を解いている時は、今日は満点に近いかも等と、余裕をかましていたので、このD判定は、右ストレートをくらわされたかのような気分だったことを覚えてます。

そして、間違いノートに、強い感情を感じながら、以下の記載をしてます。

(横線の上が甲区、下が乙区、長方形が所有権、三角形が根抵当権で、三角形の上に債務者を記載)

 

 

私の記述式の間違いノートの抜粋です。赤字で「名変」、青字で「忘れるな」と記載してます。

結構書き殴った字になっています。

怒りと悲しみを混じらせながら、書いた為です。

書いた時の記憶は今でもはっきり覚えているくらい悔しかったです。

この時の強い感情が本試験当日に、根抵当権者の債務者に意識を及ばせたと思います。

 

「か・・・哀しみを知らぬ男に勝利はないのだ!!」

 

という漫画「北斗の拳」の名言がありますが、司法書士試験では、記述式において、枠ズレした時の強烈な哀しみを知って、なかったことにせず、枠ズレと真剣に向き合うことが大事だと北斗の拳からも教えられているような気がします。

 

 

 

まとめです。

私的見解で恐縮ですが、

・枠ズレを撲滅するには、「実戦」慣れと「実戦」における自らのミスの癖を知ることが必要で、その為には、直前期に35問程度の演習量が必要。 

(前提として、オートマ記述式とひな形による「型」の習熟も必要でした。)

・枠ズレを撲滅するには、強い感情を感じた状態の時に復習を行い、ミスと向き合うことが必要。

 

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