私が一発合格を果たす為に行った勉強法【司法書士試験 勉強法】
こんにちは。
りーすけです。
この記事は、
これから司法書士の勉強を始めようかな?また、始めるにあたって、どういう勉強をした方がよいのかな?
という方向けに、私自身の経験を元に具体的な司法書士試験の勉強法をご紹介します。
~目次~
①予備校の講座の決定・問題集の購入
私の場合:2018年10月
SNS等で、私が得た情報にもとづく感覚ですが、主に下記の4つの予備校に所属している方が多かったように思います。
・TAC(Wセミナー)
・LEC
・伊藤塾
私は、TACの 山本先生の講座を選択しました。
理由は、山本先生は、難関である司法書士試験をたったの6ヵ月で合格した方であり、一発合格にこだわった学習戦略を持っている方だと感じたからです。
講座の選択方法は、講師の話し方・声質、学習戦略、実績等様々な観点で選ぶかと思いますが、意外と重要なのは、講師の話し方・声質だと思います。
これから、自分が選んだ講師の講義を1年以上かけて聞いていくわけですから、自分がこの人の話し方・声質だと、知識がスッと頭に入ってくるな。と感じる講師を選ぶべきかと思います。
もし、独学でやるぞ!!と思われた方は、講義形式の語り口調で書かれている基本書を選択したほうが良いです。
単調に重要な点がまとめられているテキストだと、単純暗記のみの作業に最初から徹してしまい、理解の部分が欠如することで、膨大な記憶が必要な司法書士試験では、とても対応できないと思います。しかし、オートマは平易な表現で、語り口調で書かれている為、1つの1つの論点をしっかり理解しながら読み進めることができます。
こういった理由から、まるで講義を受けているような語り口調で書かれているオートマは、非常に独学に適しています。
独学で始められる方、まずはオートマの民法を見てみませんか?
講座選択が出来れば、六法もこの時購入します。
おすすめは、模範小六法(現在:法務六法)です。私も実際にこちらを使用しました。
サイズもコンパクトで持ち運びに便利です。
アウトプット教材として、過去問を購入します。
11科目ありますので、過去問は、授業の進行に併せて買い足していけばよいと思います。
私はこの時、オートマ過去問を購入しました。
オートマ過去問は、解説文が短く、ポンポンとリズムよく解き進めることが出来る為、気持ちよく学習を進めることが出来ます。
また、過去問で物足りなければ、以下の一問一答集がおすすめです。
出るトコは、各科目の重要な基礎論点を集めた宝箱のような問題集です。
この問題集を何回も解くだけで、驚くほど自然と力が付きます。
②講義受講・復習
私の場合:2018年10月~2020年3月頃
私は講義のペースに合わせてではなく、可能であれば、どんどん予習をしていきました。理解が追い付いてなくても、どんどん先に進みました。そうすることで、早い段階で全体像を把握することが出来る為です。全体像を把握すると、司法書士のような膨大な記憶量を要する試験でも、敵の形がハッキリ見えてくるようになり、試験までにどの程度仕上げておくべきかがわかります。
具体的に「不動産登記法Ⅰ」のテキストで例を挙げると、
予習(2周)→講義→復習(21周)です。
もちろん、講義を聞いた後の復習の方が圧倒的に時間を要します。
↓ 私のテキストです。
私は各項目ごとに、日付を書きました。
この目的は以下の2つです。
・勉強の蓄積を見える化し、モチベーションが向上させること。
・その教材を長期間放置しすぎていないか、一目で把握すること。
また、講義と同時並行で、問題演習を行います。
使った教材は、上記で紹介したオートマ出るトコ、過去問集です。
具体的に「不動産登記法」で演習量の例を挙げると、以下です。
オートマ出るトコ 14周
過去問集 16周
↓ 私のオートマ出るトコ
↓ 私のオートマ過去問
また、記述式の問題演習は、講義が始まる9月下旬頃から始めました。
私がこの頃、使用したのはオートマ記述式です。
具体的に「不動産登記法 記述式」のテキストで例を挙げると、
予習(2周)→講義→復習(12周)です。
↓ 私のテキスト
ちなみに講義は1回の聴講(しかも1.5倍速)にすると決め、集中して聞いていました。
また、テキストなどへの書き込みは最低限に留めていました。
長い受験生活なので、自分が重要だと思うところは月日が経てば変わるからです。
この期間で模試は、2回受けました。
1. 2019年12月にLEC主要4科目模試 D判定
2. 2020年3月に伊藤塾プレ模試 B判定
初学者にとってこの時期は、いい判定は取れないので、あくまで本試験を知る目的で気楽に受けてみるとよいと思います。
③直前期の勉強
私の場合:2020年4月~9月(コロナ禍による延期)
答練を初めて利用しました。
利用期間は、4月~5月上旬頃です。
使用した答練は、TAC合格力完成答練です。
↓ 答練の必要性については以下の記事をご参照ください。
模試は、5月下旬から殆ど毎週のように受けました。
下記の記事は、私の模擬試験の成績を記載してます。
この頃は、
月~金曜 テキスト→出るトコ→オートマ過去問
日曜 模試または答練
というリズムが確立されていきました。
直前期は長時間の勉強を要するので、下記の記事のアイテムを利用し、自分自身を長時間勉強できる体に仕上げました。
また、記述式の過去問はここで初めて解きました。
この過去問を解いていないと、初学者であれば、本試験形式の問題にうまく対応できないので、この過去問を解いてから、模試などを受けると効果的です。
直前期は、一言でいうと、テキスト→出るトコ→オートマ過去問の順でひたすら復習する!!です。様々な勉強テクニックがあると思いますが、基本的には、泥臭くやることしか、力は付かないと私自身感じました。結果的に、模試では5月後半頃から、最高判定を取り始めたので、凡そ間違った勉強法ではなかったと思います。(本試験は、午前9割、午後8割でした。)
試験日まで、最終的に何回テキストや過去問を回したのか気になる方は以下の記事をご覧ください。
いかがだったでしょうか。
勉強方法は、100人いれば100人それぞれ違う為、これはあくまで一例です。
本試験日まで継続できる勉強法であれば、それはその人にとっては正しい勉強法であったといえるのかなと思います。勉強の継続が司法書士試験一番の難所ですので。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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