司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

ネット情報はホント!?司法書士試験の現実【司法書士試験 一発合格】

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こんにちは。

りーすけです。

 

本記事は、

司法書士試験って、3000時間の勉強で受かるっていうけど、実際どうなの?」

司法書士試験、甘い情報もあるし、怖い情報もある、ホントはどっちなんだ!!」

という方に私の意見を述べたいと思います。

 

ネット情報はホント!?司法書士試験の現実

大手予備校のHP記載の合格体験記からわかる2019年度一発合格者は、以下です。

TAC:5名

LEC:7名

伊藤塾:8名

(※ネットで得られる情報に限った数字です。実際は、もっと多いかもしれません。)

令和元年度の司法書士試験情報

受験者数:13683人

合格者数:601人(4.4%)

 

上記の私調査の一発合格者数:20人(0.14%)

他にも、独学一発合格、他予備校一発合格等、もう少しいるでしょうか?

大手予備校3社で20人なので、上記含めて50人くらいだと想定すると、一発合格者率は、0.36%。

だいぶ大雑把になりましたが、これくらいなんじゃないでしょうか?

 

司法書士試験は、大学受験と違って、上記のように一発合格が少ない為、既に実力者がうじゃうじゃいる受験界に飛び込むことになります。

 

2019年の例でいくと、

まず、勉強開始:13683位(最下位) ⇒ 択一基準点オーバー:2,006位(上位14.7%) ⇒ 記述基準点オーバー:1022位(上位7.4%) ⇒ 総合点オーバー:601位(上位4.4%)

13683位→601位以上まで、実力を一から底上げして、1年もしくは1.5年程で間に合わせます。

 

既に実力を持っているベテラン勢も含めて、上記のように、ごぼう抜きして、実力を上げる必要があるのです。

数字だけ見ると、無謀な挑戦だと思います。

 

司法書士試験 勉強時間」と検索エンジンで、調べると、必要な勉強時間は3000時間という文字が、現れてきます。

 

司法書士基礎講座20ヵ月コース(オートマ)を受講した私のケース。

2018年10月勉強開始

2018年10月~2020年1月初旬 兼業受験生 1800時間

2020年1月初旬~2020年9月末 専業受験生 2700時間

 

2020年3月 2700時間勉強 伊藤塾プレ模試:午前31問、午後23問 (択一基準点割れ)

2020年4月 3000時間勉強 TAC実力check模試:午前30問、午後30問 (記述基準点割れ)

2020年5月 3300時間勉強 LEC全国公開模試第2回:午前29問、午後27問 (記述基準点超)

 

概ねネットの情報通り、勉強時間3300時間程で、択一だけでなく、記述の基準点も超えるようになりました。

私の勉強時間は、机にただ座っているだけだったり、トイレに移動したり、携帯を見たり等、勉強を行っている時間以外は、ストップウォッチを止めて、勉強時間に絶対にカウントしなかった為、比較的正確な数字かと思います。

 

 

 

ただ、3300時間で確かに模擬試験で最高判定を取るまで実力はあがりましたが、私は以下のものを抑制し、司法書士試験に完全に人生を尽くしての3300時間です。

 

・職場の無駄な付き合いの排除(歓送迎会以外、欠席)

⇒弊害:職場の人との人間関係悪化

・友達付き合いの抑制(土日はフル勉)

⇒弊害:孤独、ストレス解消なし

・新婚生活(妻には申し訳ないです。)

⇒弊害:妻との喧嘩

・食事の時間の短縮

⇒弊害:なし

・睡眠時間の制御

⇒弊害:毎日睡眠不足、よって、毎日死にそうになりながら仕事していたが、残業は少ないので、同僚からめちゃくちゃ頑張っているわけではないのになぜ??と不思議がられる。

 

そして、上司からは、努力が少ない人と評価され、風あたりがやや強い中、仕事していました。(私の職場は、残業が多いと努力しているとみられる傾向があった。)

 

朝の通勤時間は、「俺は、司法書士試験に合格する!!」

この言葉を頭に毎日浮かべながら、出勤してました。

専業生活の時も、朝起きて、「俺は司法書士試験に合格する!」と唱え、夜寝るときに「俺は司法書士試験に合格する!」と唱えて寝ました。

 

お守りは、学問の神様がまつられている、太宰府天満宮のお守りです。鉛筆も太宰府天満宮です。

お守りは、机から見える位置で高い位置におきました。

 

 

また長時間勉強するために、いろいろ私は工夫をしました。

下記の記事に詳細を書いています。

shoshi-kun.hatenablog.com

shoshi-kun.hatenablog.com

 

色々とばかばかしい事も書きましたが、ネットに出ている3000時間というのは、司法書士試験に、身も心も真剣に寄り添ったうえで、3000時間の勉強が必要だと私は考えています。

私の場合ですが、3000時間の段階では、必要な知識は手に入りましたが、知識の精度は改善の余地が大きくあったと思います。

そして、最後は「運」の要素も少しあります。

私の場合も最後の本試験で、何個かの論点をすぐ思い出せず、運よくあるきっかけで思い出しました。

あるきっかけとは、以下の記事をご覧ください。

shoshi-kun.hatenablog.com

 

何となく、3000時間やって、0.36%程の一発合格者率に入れる程、甘いものではないと思うのです。

 

しかし、初受験者ならではの、メリットがあります。

 

間違った勉強をしなければ、余分な知識が無いため、知識が混同せず、純粋な目線で問題が解けることです。

 

司法書士試験では、混同しやすい知識が多数存在する為、余分な知識を増やさないことがかなり重要になってくると思います。

 

間違った勉強とは、著者の違うテキストを複数並行させながら、勉強することだと考えています。

 

まとめると、一発合格に本気で挑戦する方法は、

 

✖ 勉強時間3000時間以上を確保する。

 

〇 初学者ならではのメリットを十二分に活かす正しい勉強方法で(同じ著者のテキストを完璧にする、その他のテキストは絶対に手を付けない)司法書士試験に人生を完全に捧げ(常に合格を意識した生活に変え、長時間勉強できるタフな身体を作り上げ、運を得る為に神様も頼りにする)、勉強時間3000時間以上を最低限確保する。

 

 このほうが、受験者全体の0.36%の一発合格者となるには?を語る上で、より現実的な表現となるのではないでしょうか?

何事も甘い話は無いと思いますし、だからこそ、合格した時の喜びは、計り知れないものだと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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