司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

4月から6ヵ月間、直前期モードで勉強したら、成績は伸びるのか?【コロナ×司法書士試験】

 

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おはようございます。

 

りーすけです。

 

今年はコロナで、どこが直前期かよくわからない時期もありましたね。

私はといえば、4/1から9/27まで1日も息切れすることなく、10時間~12時間の勉強を継続しました。

 

つまり、

私は、4/1~9/27までの6ヵ月間、常に直前期モードでした。

 

そこで、通常3ヵ月の直前期が6ヵ月になると、どれだけ成績がアップするのか、検証しました。

 

サンプルは、n=1、つまり私のみです。

 

非常に信頼性に乏しいデータですので娯楽的に見てください。

 

データの採取期間は、コロナ延期無しの実力(4月~6月):青の棒グラフ、コロナ延期有りの実力(7月~9月):黄色の棒グラフです。

 

各期間において、LEC、TACの模擬試験の平均値を取りました。

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早速、見てみましょう。まずは、択一式です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午前の部:コロナ延期無し29.6問⇒コロナ延期あり28問

午後の部:コロナ延期無し29.2問⇒コロナ延期あり30問

 

ほとんど変化なしです。。

感覚的には、延期のおかげで、かなり実力がアップしたと思っていたのですが。。

 

そう思ったので、データの採取期間を変更しました。

 

もしかしたら、超直前期に伸びてたかも。

 

ということで、コロナ延期有りの実力(7月~9月)をコロナ延期有りの実力(8月~9月)に変更してみました。

 

すると、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司法書士


 

午前の部:コロナ延期無し29.6問⇒コロナ延期あり29.5問

午後の部:コロナ延期無し29.2問⇒コロナ延期あり32

 

午後が少し伸びてました。

 

恐らく、要因は、私のような初受験者にとって手薄なマイナー科目の点数の安定にあると思います。

 

とはいえ、満点近く取れるようになるかといえば、そうではなく。。。

 

しかし、感覚的ですが、6ヵ月の直前期を経て得たものがあります。

 

それは、8月頃には模試を受けた後に予想した点数が、概ね当たるようになったことです。(今回の本試験も、午前の部は3問程度不確かな問いがあったなと思っていたら、やはり、32問でした。)

 

この現象は、知識の精度が向上し、絶対合っていると断言できる肢が格段に増えたことが要因かと思います。

 

したがって、次のことが言えると思います。

 

・3ヵ月間の直前期では、知識量は十分だが、知識の精度が少し乏しいので、緊張して頭の働きが悪い本試験の場では、一定の運の要素を抱えることとなってしまう。

 

・6ヵ月間の直前期では、知識の精度が格段にアップする為、緊張した状態でも自信をもって問題を解くことが出来、運の要素を減らすことができる。

 

 

少し話がそれますが、

自分は知識の精度アップに有効な期間は6ヵ月でした。もっと、期間を長くすれば、精度はもっと向上すると思います。しかし、9月中旬からは息切れしそうになってきたので、気力で乗り越えた感じです。自分は6ヵ月が気持ちの面で限界でした。

 

よって、知識の精度アップに関して以下、個人的な雑感です。

 

・知識の幅を広げることは、直前期以外でも可能だが、試験で使える知識にする為の知識の精度アップは、あくまで爆発的な勉強量が伴う直前期特有の産物。

 

・人間は忘れる生き物なので、仮に3月~5月に爆発的に精度アップを図って完璧にしても、6月からペースダウンしてしまえば、本試験日には忘れてしまう。

 

・要するに、直前期は、知識の精度向上の為にあるので、息切れすることのない、あくまで本試験日まで確実に継続できる期間を、自分のモチベーションや環境を加味して、設定すべきである。

 

 

 

 

 

次に、記述式の分析です。

 

 

 

 

 

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司法書士

 

不登:コロナ延期無し20.5点⇒コロナ延期あり28.1点

商登:コロナ延期無し17.5点⇒コロナ延期あり28.2点

 

記述式は本当に伸びました。

 

私も含め、今年は初受験者の方々にとっては、記述式の点数の安定がコロナ延期の恩恵だったのではないでしょうか。(あくまで、サンプルは私のみですが。。)

 

したがって、次のことが言えると思います。

 

・3ヵ月間の直前期では、初受験者は記述式の対策でやや遅れを取ったまま、本試験を迎えてしまう恐れがある。

 

・6ヵ月間の直前期では、初受験者でも記述式に自信をもった状態で、本試験に突入することができる。

 

いかがだったでしょうか。データが私のみなので、あーそうですか。という感じで見てくれたらいいと思います。

 

 

あくまで私個人は、

知識の精度に不安のある受験者であり、

且つ記述式に不安のある初受験者だったので、

「6ヵ月直前期」は非常に有効だったと思います。

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