司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

筆記合格発表のその後 【司法書士試験 合格後】

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こんばんは!

りーすけです。

 

筆記試験合格後、早速イベントに参加し、同期と交流しましたが、

やはり、苦労人だらけだという事がよくわかりました。

 

合格したので、皆何ともない顔をされていると思いますが、その背後にはとてつもない苦労の影を感じるような話が多かったです。

苦労してるからこそ、優しく温和な方が多そうな印象でした。

 

名刺は何人かの方は持ってきていました。(私も事前に作成して持っていきました。)

補助者の方は、そのまま事務所の名刺を持ってきていた印象です。

 

今年は、オンラインで研修が進んでいくので、寂しいです。

しかし、合格祝賀会は私が知っている限りですが、2件、ホテル等でありそうな感じです。

(緊急事態宣言が出されていなければ、と思いますが。)

 

また、イベントの際、口述試験の対策を講師と1対1で相談しました。

・勉強時間は、毎日1~3時間でよい。

・レジュメを3周する。

・質問に対して、あくまで口頭で答えられるように、練習する。

・テキストはレジュメの論点でわからない箇所だけ見るべき。

というのが要点でした。

口述模試は、TAC、LEC、伊藤塾の3つ受ける予定です。

絶対受かるとは言われてますが、人生をかけた試験、万全の体制で臨みたいので。

 

とにかく、コロナに感染しないというのが一番の対策ですね。

コロナ変異種、日本に上陸しましたし。。

 

あと、成績表や口述試験の受験票ですが、既に届いている方もいるようで、通知が送られてくるタイミングがバラバラで、不安になりますね。

まだ発表から2日経ったきりなので、焦る必要はないかと思いますが^^;

 

また成績表が届きましたら、このブログにアップします。

そして答案開示請求も行いましたので、そちらの確認もしたいと思います。

 

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令和2年度司法書士試験 合格発表【司法書士試験 合格発表】

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こんばんは!

りーすけです。

 

今日、合格発表ということで、法務局に行きました。

 

(お試し受験はありますが、)このブログのタイトルである「一発合格」を果たすことができました。

 

今日まで頑張ってきて、本当に良かったです。

 

何よりうれしかったのは、家族や友達、元会社の同僚が、自分のことのように喜んでくれたことです。

 

私の両親は泣いて喜んでくれました。

発表まで、私以上に気が気じゃなかったようです。

安心させることができ、本当に良かったです。

 

これから、一歩ずつ、自分の足でしっかり歩いて行こうと思います。

身近で支えてくれた妻にも、充実した暮らしをさせることが出来るように、頑張ります。

 

次は、口述試験。全力で突っ走ります!

 

このブログを見て頂いている方々に、有益な情報を発信できるよう、これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願いします。

 

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マイナー科目と主要4科目の勉強バランスについて【司法書士試験 マイナー科目】

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こんばんは!

りーすけです。

 

本日、下記(青字)のコメントを頂きました。

コメント内のご質問について、回答します!

( コメント、ありがとうございます^^ )

 


私は、今、ちょうど講義が主要4科目が終わり、憲法が始まったところです。主要4科目のうち会社法、商業登記が苦手で、中でも商業登記に関しては会社法もままならないのに論点沢山すぎて、自分の理解と記憶力の乏しさに悲しくなります。
現在は平日は大体8時間土日は子供もいてるので土日合わせて6時間ほどを勉強しています。
平日の勉強時間は会社法、商業に手間取りすぎて、気づけば5時間ほど二科目に費やしています←それでも沢山間違います。
こちらのブログで、時間を決めてどんどん進んでいく→気になった箇所は自由時間に緩く復習すると書かれていたので、もしかして私、苦手科目に時間取り過ぎなのかなと思えてきました。
点数配分も民法、不動産登記の方が高いし、これからマイナー科目も入ってきたら、会社法商業に時間を費やしすぎるのもよくないと思われますか??

 

 

まず、以前、ブログで紹介したスケジュールは、あくまで3月中旬以降(直前期)の勉強スケジュールです。

具体的には、以下です。

6:00 起床

6:10~8:40 不動産登記法

8:45~9:15 刑法

9:20~12:25 会社法商業登記法

12:30~14:00 民法

14:00~14:30 食事

14:30~15:30 民法

15:40~17:10 民訴等

17:10~17:40 供託・司法書士

17:40~19:00 食事・休憩

19:00~19:30 憲法

19:40~21:40 記述式対策

21:40~23:00 自由時間

23:00~ 就寝

 

 

マイナー科目を学習し始めのこの頃は、勉強スケジュールが若干違いましたので、まずこちらからご紹介します。

12月~3月(マイナー科目学習期)の勉強スケジュール

<1日の流れ>

STEP1. 記述式 2h (不登 1h、商登1h)

STEP2. マイナー科目 3h

(憲法、供託法、民訴等、刑法をバランスよく、授業があれば、その科目優先。)

STEP3. 主要科目 2.5h 

STEP4. 主要科目 2.5h

STEP3とSTEP4は、以下のようにローテーションして、回してました。

 1日目:STEP3 民法 STEP4 不登

→ 2日目:STEP3 民法 STEP4 不登

→ 3日目:STEP3 不登 STEP4 会社・商登

→ 4日目:STEP3 不登 STEP4 会社・商登

→ 5日目:STEP3 会社・商登 STEP4民法

→ 6日目:STEP3 会社・商登 STEP4民法

→ 7日目:STEP3 民法 STEP4 不登

→・・・(同じ繰り返し)

 

 

質問者さんのお気持ちとしては、苦手分野がある状態で、マイナー科目も入ってきて、これから、どうやって勉強すればいいのだろうか、各科目の配分は、どうしよう、という感じでしょうか。

私もこの時期同じ事を考えていたので、よくわかります。。

 

こういう場合は、まず不安要素を減らす作戦がおすすめです。

不安要素があると、脳に余分な負荷をかけるので、勉強のモチベーションが下がりがちです。

 

ですので、私は、2019年の12/23~12/27の5日間(計40時間)、マイナー科目強化週間と銘打って、マイナー科目のテキストを、授業が始まっていない段階で、2周ずつ読み切りました。

(その間、主要4科目をあえて一切勉強しません。マイナー科目をひととおり終わらすことに集中します。)

 

狙いは、「マイナー科目をまだすべて消化できていないという不安要素を減らし、主要4科目に集中すること」です。

 

実体験としては、この方法は正解でした。

11科目すべて勉強し終わったという安心感のおかげで、主要4科目にかなり集中できるようになったからです。

 

この強化週間を経て、上記のSTEP1~STEP4のスケジュールをこなしました。

このスケジュールでやっていた時、質問者さんが感じるように、私も、会社法商業登記法が弱いなと感じる時がありました。

しかし、大胆に、ある科目だけを重点的にやり続けるのは、この時期、私的には微妙かなと思ってました。

そこで、ローテーションを少しだけ、会社法に重きを置かせる工夫をしました。

 

STEP3とSTEP4のローテーションを以下に変更。

(3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 → 3不 4会 → 3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 →・・・)

 

上記のように、STEP4に会社法だけを残し、STEP3だけをローテーションさせました。

 

こういう風に、ある科目に重きをおくにしても、ほかの科目をおざなりにしない様、日々の勉強スケジュールをマイナーチェンジさせていく事がおすすめです。

 

1日1日の積み重ねで、少しずつ他の科目と同水準に上げていく事で、最終的にバランスの良い成績を直前期に得ることが出来ると思います。

 

何より、会社法商業登記法は、私の場合、超直前期にやっとこさ完成しましたので、今の時期は、気楽に構えて置いたほうが、変に気落ちしないかと思います。

 

質問者さんは、平日8時間ということでしたので、私なら、時間割を以下のようにします。

STEP1. 記述式 2h (不登 1h、商登1h)

STEP2. マイナー科目 2h

STEP3. 主要科目 2h 

STEP4. 主要科目 2h

 

(3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 → 3不 4会 → 3民 4会 → 3民 4会 → 3不 4会 →・・・)

 

記述式は、2hは取っておきたいです。この時期は、解くのが遅いですし、じっくり時間を使います。直前期に本試験問題を、スピーディーに解く為の蓄えの時期です。

会社法が気になるなら、上記のように、日々ローテーションをさせます。

自分なりに満足したら、バランスを元に戻します。

 

一番大事なのは、事前にローテーションを決めておくことです。

これをするだけで、勉強バランスが悪くなっているんじゃないかという不安を除去できます。

不安がなくなれば、モチベーションを維持でき、淡々と機械のようにこなすことができます。

上記思い付きでもなく、私が実際に行った勉強法です。

ぜひ、検討してみてください。

 

加えて、以下の質問もいただいております。

 

あと、テキストの読み方も教えていただけると幸いです。
私は、過去問解きまくっていたら、テキストが疎かになりがちです。。オートマ過去問まわした回数よりもテキスト回した回数の方が多くされてたので、すごいなぁと思います。
テキストの読み方ですが、間違ったところを読まれていたのか、それとも、間違ったところの章を1から読まれていましたか??
またテキスト読み込み時間として、過去問とは関係なくテキストの頭から読んで、回数を回しておられましたか??
効率的なテキストの読み方がわからなくて。
本当に頭パンクしそうですー。。
あと7ヶ月もないのに、間に合うのか不安になってきました。

 

テキストは、1周したら、また頭から読んでいくシンプルな読み方がおすすめです。

理由は、一つです。

「勉強内容を考えることに力を使わないようにする為」

Daigoさんの本で、「人間の意思決定回数には限りがあり、無駄な意思決定を減らすことで、活力を維持できる」というような記載がありました。

私は、無駄な意思決定として、「勉強内容を細かく決めてしまうこと」がそうなんじゃないかと思い、シンプルに、1周回したら、また最初から1周という方法をとりました。

 

また、苦手を強く固めたとしても、理解している分野がその間にどんどん抜け落ちていくのが、この試験の最も恐ろしいところです。

全体的にメンテナンスをする道中で、苦手なところも、少しずつ改善していく方が、無難だと思いました。

 

結果的に、勉強の管理がしやすくなりました。

というのも、自分が何時間でテキストを一周できるかが可視化できるようになったからです。直前期の勉強スケジュールを立てるのに役立ちました。

また、前回の1周より、今回の1周の方が読むのが早かったというだけでも、成長を感じモチベーションが上がります。

 

あとは、最初から読んでいくと、テキスト全体の流れが脳に残ります。

問題を解く際に、「あっ、この知識はあの章の後ろで、、そうそうこんな話だった!!」と、テキストの流れに沿って、記憶をよみがえらせることが出来るようになります。

 

このようなことを意識しながら、シンプルに、1周終われば、また頭から読んでました。

シンプルにやることで、勉強のモチベーションも維持でき、記憶法にもつながると思いますので、楽にやりましょう!!^^

 

もちろん、気になる部分は付箋を貼っておき、日常のサイクル外で、隙間時間があれば見直す感じでやれば、いいと思います。

時間がなければ、深追いせず、どうせまた一周したらそこに帰ってくるからokと、割り切っていました。

 

質問者さん含め、上記の記事に関して、何か追加でコメントがある方がいましたら、コメント欄にどうぞ宜しくお願いします。

 

 

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択一の解法について 【司法書士試験 択一式】

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こんばんは。

りーすけです。

 

今日はM-1グランプリですね。

今年も楽しく見たいと思います。

 

ところで、以下の質問を頂きましたので、回答します。


私は択一が苦手なのですが、択一を解くに当たって心掛けていたこと、解法(確信して正誤がわかる肢は◎ または大きく❌、多分正解だと思う肢は◯または小さく✖️を付けて、肢の組み合わせを検討する等)について教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

 

コメント、ありがとうございます!!!

 

私独自の解法をご紹介します。

参考になる部分があれば、幸いです。

 

・午前の部の解法

 

◎解答する順番

民法(4問目)→刑法→会社法憲法

 

◎時間配分

9:30~10:45 解答

10:45~11:30 見直し

下手に用心深くならずに、さっさと解いていき、見直しに時間を割きました。

 

◎各科目の戦略(これは、以前の記事の焼き直しでもあります。)

1. 民法

5肢は全部見ない。(見直しの時間で検討していない肢を確認)

確実な肢を探し、それを軸に判断。

民法は、テキストの情景が浮かばない肢に関しては、絶対に軸足にしないように意識。

民法程、やり込んでいると思われる科目は、「きちんと問題文を読んでいれば」、第一印象が正しいと思ってました。

見直しの時間帯では、よっぽど自信があると思わない限り、解答変更はしませんでした。

あと学説問題は、必ず飛ばします。

問題文をよく読めばよい、国語の問題ですので、あとで、冷静に考えたほうが、正答率が上がるからです。

 

2. 刑法

5肢すべて確認。

コミカルな表現が書かれている部分が解答の糸口になることが多いので、そこにちゃんと注目します。

 

3. 会社法

5肢すべて確認。

本当に細かいところで引っ掛けてきます。

問題文は指でなぞりながら、文節にスラッシュを入れながら丁寧に問題文を読むことが必要でした。

 

4. 憲法

憲法は、判例の結論以外のところで、引っ掛けがありました。

例えば、特段の事情あれば、それは例外的にokとか。

「結論check。特別な事情ないかcheck。」の考え方で解いてました。

 

・午後の部の解法

 

◎解答する順番

マイナー→商登→不登

 

◎時間配分

13:00~13:14 マイナー

13:14~13:30 商登

13:30~14:00 不登

マイナーは必ずこのくらいの速度で解かないと、厳しいと感じています。

 

◎各科目の戦略

1. マイナー

とにかく急ぐ、これにつきます。

第一印象を信じて解きます。

もしかしたら、見直しの時間ができるかもしれないので、自信がない問題は、問題番号に、大きく△の印をつけておきます。

民訴系は、5肢見ませんが、供託と司法書士法は5肢見ます。この2つは、ある程度勉強していれば、必ず得点できる科目だからです。

だからあえて、全力でつぶします。

 

2. 商業登記法

(なるべく)5肢見ます。

会社法と同様で、引っ掛けが細かいからです。

問題文の読み方も、会社法と同様です。

 

3. 不動産登記法

知っているか、知っていないか明確な肢が多いので、テンポよく解けるかどうかが大事でした。

知識どうこうもありますが、心理的な面で、焦りから誤答を選ぶ可能性も多分にあります。

心理要因のありえないミスを防ぐためにも、肢の関係で、振り返らずにどんどん切っていく。これが、問題文を前にした時に一番大事な心構えだったと思います。

(商登法ほど、細かい引っ掛けがないように感じたので、問題文を丁寧に読みすぎる必要はないと思いました。)

 

 

 

・その他

1. 大きい〇、大きい✖戦法

確実に正しいと思える肢を大きい〇、確実に誤りと思える肢を大きい✖とし、肢の隣に、記載しました。

 

2. マークシートと問題文の机上での配置を決める。

正解はないかと思いますが、模試などで、一番自分に合った配置を決めておき、毎回その配置で解く練習をする必要があります。

理由は、いつもと同じ型で解くと、集中モードに入りやすくなるからです。

 

3. 縁起のよい鉛筆、消しゴム選手権の開催

何本か、鉛筆を用意するかもしれませんが、不思議とこの鉛筆だとうまくいきやすいなーという鉛筆が生まれます。

その鉛筆を本試験に使用します。

心理的な面で、安心感が生まれます。

 

4. マークシートは、一問ごとに塗りつぶす。

なんとなく、1問ずつしっかりやっつけた感じがして、達成感が生まれたので、この方法をとりました。

 

5. 悩んだらお守りを握る。

悩むと焦りから、頭が真っ白になる可能性があります。

その時に、自分を落ち着かせる方法として、お守りを握るという方法をとってました。

 

 

 

上記のような感じです。

知識も大事ですが、精神的な戦略も必要です。

模試の段階で、最善のスタイルを見つけ、何回も模試や答練で練習すると、本試験での緊張感が抑えられ、「通常時の頭」で解くことができます。

緊張に押しつぶされやすい本試験で、「通常時の頭」で解くことができるだけで、ほかの人よりアドバンテージになると思います。

 

 

 

最近めちゃくちゃ寒いですが、体調管理気を付けていきましょう!!

 

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合格発表まであと10日を切る 【コメントの回答もあり。】

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こんばんは。

りーすけです。

 

合格発表まで、あと10日どころか、1週間に迫っています。

 

今の心境は、もう、発表が来るのが、怖い方が大きいです。

先週までは、普通に勉強もしていたんですが、さすがに手につかなくなってきました!

 

本当に、仕事を始めていてよかったです。日中は余計なことを考えずに過ごせるので。

もし、仕事をしていないとしたら、漫画見たり、映画見たり、お酒飲んだり、カフェで小説読んだり、完全に試験とは関係ないことをしていたでしょう。

 

とにかく、合格を信じて、日々出来ることを頑張っていこうと思います!

 

ところで、このようなコメントを頂きましたので、ご回答いたします。

 

お疲れさまです。
専業の受験生です。ここに来て、勉強する気が起きず、1日2時間程度勉強するのがやっとの日々が続いています。
りーすけさんは受験期間中、このようなスランプに陥ることはなかったでしょうか?勉強するモチベーションを維持する上で工夫していたことがあったら教えて下さい。

 

以下、私の回答です。

 

まず、勉強する気が起きない中、2時間勉強できるのは凄いと思います。

私は、今、合格発表前で、勉強のモチベーションは地に落ちており、仕事の行き帰りで勉強するのがやっとですので。。

 

本試験前の話をします。

私は、専業の時には、ほとんどスランプはありませんでした。

元々、兼業受験生の時に時間が欲しくて欲しくて仕方なかったこと、そして、1月に辞めたので、比較的直前期に近く、目標が見える距離にあった為です。

それでも、モチベーションが下がった時の考え方や対処法は自分なりにいくつかあったので、ご紹介します。参考になるものだけ、持ち帰って頂ければと思います。

 

モチベ回復法①:自分の今の状況をきちんと受け止める。

 

専業受験生の時は、外部の情報が遮断され、人と会わなければ、だれからも非難されないので、なんとなく、自分はまだいつでもやり直せると思ってしまう時があります。

でも、本当は、ただのニートなんです。

僕も、専業時代に、友達からニートと言われて、「えっ、自分ってそうなの?」って、気付かされました。

もし、今日から、7月の試験まで、毎日10時間しないと、絶対に将来ホームレスになる運命だと、決まっていたとすれば、絶対勉強しますよね。

なんとかなるやろーという思いを維持したまま、専業受験生になると、堕落の道に進むと思います。

だから、私は、「自分は、周りから見ればどうしようもない、可哀そうなニート。なんとかなるやろーではなく、何とかせんと、やばい!!」と思ってました。

そうすると、将来が怖くなって、その怖さが、猛烈な勉強へと導くことがよくありました。

 

モチベ回復法②:自分の人生で思い付く限りの最底辺の状態を思い出す。

 

私は、前職で、汚泥まみれで、COガスを吸いながら、作業者の喧嘩を仲裁するという仕事もよくやっていました。

作業者からは、もう殴られかねない勢いですし、何より、COガスや溶接の火の粉、高所での作業など、気を抜けば、大変な怪我につながる環境での仕事を経験しています。

この経験を思い出し、ゆっくり家で知識を習得できる自分はなんて幸せものなんだと、よく思ってました。

このように最底辺の時代の自分を思い出すと、勉強を毎日長時間継続することなんて、何てことないなと思えました。

 

モチベ回復法③:具体的な目標を決める。

 

去年の今の時期の目標は、3月の伊藤塾プレ模試でA判定をとることでした。

4月の頃の目標は、毎週の答練でA判定

5月以降は、模試でA判定、(LECはS判定)です。

 

具体的に何かのイベントを目標にするとモチベーションが上がりました。

何も目標がない or 目標の日が遠すぎると、モチベーションはなかなか上がりません。。

 

モチベ回復法④:小さい頃の自分を思い出す。

 

小さい頃の自分を思い出すと、人によって個人差はあるかもしれませんが、誰しも両親や祖父母が自分に無償の愛を与えてくれた経験はあると思います。

何もGiveしていないのに、小さい頃から私に寄り添ってくれた方たちが本当に喜んでくれるのは、私がお金や地位や名誉を得ることより、社会の為に貢献するべく成長しようと努力している私の姿だと思っています。

ぜひ、子供の頃の自分と、自分を取り巻く人達の姿を思い出してみてください。

今のままじゃ、情けないから頑張ろうと奮起できるときがあります。

 

モチベ回復法⑤:自分のふがいなさに対し、思いっきり泣いてみる。

 

泣くことはストレス解消につながります。

私の場合は、あまりに不動産登記法の記述式で枠ズレが多く、負けず嫌いなのもあり、悔しくて、泣いたことが結構あります。

泣き終わると、意外とすっきりして、よし!!頑張ろう!!と思えるようになります。

もう自分がダメダメだと認めて、いっそのこと泣いてみましょう。

 

 

以上です^^

私もこれから大変な日々があったとしても、自分の「底」の状態を思い出すことで、乗り越えていきたいと思います!!

 

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細かい作業が絶対に必要 会社法・商業登記法の話【司法書士試験 会社法 商業登記法】

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こんにちは!

りーすけです。

 

会社法商業登記法の勉強の話について記載します。

 

以下、私の経験に基づいて、お話しするので、参考になる部分だけご活用ください^^

 

私の会社法商業登記法の勉強概要は、以下です。

 

◎インプット (オートマシステム)

 会社法・商法・商業登記法Ⅰ 24周

 会社法・商法・商業登記法Ⅱ 27周

 

◎アウトプット

 新でるトコ一問一答③ 会社法・商法・商業登記法 17周

 オートマ過去問⑤ 会社法・商法 12周

 オートマ過去問⑥ 商業登記法 14周

 

私の2020年司法書士試験 会社法商業登記法の択一の点数

会社法:8問/9問

商業登記法:6問/8問

※今年は商業登記法が難しく、6問正解は、なかなかいないとの講評でした。

 

 

会社法

まず、会社法の勉強として、六法は必ず確認しましょう!という話を聞いたことがあると思います。

もちろん、時間があるなら六法を確認したほうがいいです。

しかし、会社法の条文は非常に細かく、読みにくい。。

ちゃんと読むと時間がかかって仕方ありません。

なので、「六法を確認するが、ストイックに読み込まない。該当箇所だけ確認し、マーカーでチェックを入れ、周辺知識を取り込まないようにする。」くらいでよいと思います。

よく、合格体験記で、会社法は条文命!!と書いているので、「ストイックに、六法の確認を頑張らないといかんかな。。」と思いがちですが、元々非常に細かい科目で気を遣うので、余計な心労を無用です。

テキストに書いてあることを真剣に細かくなぞっていく方が、はるかに効率的だと思いました。

 

テキストに書いてあることを細かくなぞっていく、と書きましたが、会社法は高い精度の高い知識がないと、模試で、すぐに足元をすくわれます。

模試や本試験では、ほかの科目と比べても、まるで正しそうに見える問題が多すぎます。

模試を解き終わった直後は、「今回は、会社法うまくいったなー^^」と思ってみても、蓋をあけると、4、5問/9問とかの成績がしばしばあって、腹立たしく感じたことが多々あります。

問題をよく見ると、ほんの少しだけ、条文と相違する箇所を作っているんですよね。。

 

こういう特徴がある会社法の問題ですから、テキストを読むときは、「細かい部分」をしっかり読み込んでいく必要があります。

何となくわかるくらいだと、出来るとき時と出来ないときの差が大きくなり、本試験で「運」の要素を大きく抱えてしまいます。

 

 

会社法に苦手意識がある方は、真剣にテキストを細かく読み込んでいって見ればよいと思います。「細かく」読むのがポイントです。

自分が出来る力で精いっぱいの読み方でいいと思います。

そういうテキストの読み方を何回も続けていれば、必ず光が見えるときがきます。

会社法に苦しむ人が多いという傾向は、この泥臭さに耐えるのがいかに難しいかを表していると思います。

 

是非、テキストを読む際は、「細かく」読むことを意識してみてください。

そういう意識で読むと、思いがけない知識の穴が、ぽろぽろ浮き出てきます。

 

私が、本当に会社法の点数が安定しだしたのは、2020年8月でした。

この時までは、本当に点数が安定しませんでした。

それだけ、完成に近づけるのに時間がかかる科目でした。

 

商業登記法

この科目は最後まで、悩み続けた科目です。

8月になっても、4問/8問とかの点数の時もあり、全然安定しないことに苛立ちを覚えていました。

しかし、ある事を意識するだけで、模試での点数も安定し、本試験では、難易度が高いと評されていたにもかかわらず、6/8問と大きくアドバンテージを獲得することができました。

 

ある事とは、以下のことです。

「1つの登記事項とそれに対応する添付書面の関係性をより明確にすること」

 

商業登記法は不思議な科目です。

それは、記述の方が、先に得意になる可能性があるからです。

 

どういうことかというと、商業登記法記述式の問題に書かれている登記事項は、ほとんど登記できる事項であり、最悪、全部書いたら一定の点数がつきます。

そして、添付書類である、定款や株主総会議事録などは、どれかの登記事項には必ず必要になるであろうから、とりあえず、書けばなんでも点になる可能性があるからです。

つまり、あいまいな知識でも書けば、点になるので、記述がうまくいくと、自分は商業登記法が得意であると勘違いしてしまうのです。

(一方不動産登記法は、この点異なります。不動産登記法は、抵当権設定や所有権移転など、一個の登記事項に対して、添付書面を選択していくので、記述において曖昧な知識ではもともと対応不可です。)

上記は、恥ずかしながら、私の話です。

 

不動産登記法記述(2020年再現答案)

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商業登記法記述(2020年再現答案)

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上図のように、商業登記法は、複数の登記に対して、まとめてごっちゃに添付書類を書き殴っていくので、適当な知識でも書けてしまうのです。

しかし、択一を解く際には、ある一つの登記事項に対して、何の添付書類が必要か、区別できなくては到底解けません。

ですので、択一を解けるようになるには、一つ一つの登記事項に対して、どんな添付書類が必要か、明確に確認していく必要があります。

オートマテキストでも可能なのですが、より有用なテキストがあります。

それは、オートマひな形集(商業登記法)です。

 

 

 

私は、なぜ記述は解けるのに、択一が解けないのか?という問題に対し、上記の改善点に気づいてから、オートマひな形集の解説部分を丁寧に読み込みました。

オートマひな形集は、1個の登記事項に対し、何の添付書面が必要かを明確にしています。

オートマひな形集をじっくり確認した上で、テキストを読み込む際に、頭の中で、登記事項と添付書面の関係性を明確にする作業が必要です。

 

この作業を終えると、商業登記法択一は、安定した点数となりました。

 

なんとなーく自分は商業登記は得意だと思ってるんだけど、模試で点数が安定しない方は、是非上記の作業を行い、一つ一つの登記事項にフォーカスする癖をつけてみるといいかもしれません。

 

(もちろん、会社法商業登記法は、区別して勉強するわけではなく、予備校の教えの通り、一緒に学習を進めるべきなので、最後に注釈として、掲げときます。多分言われなくても知っているよ!!、といわれるだろうと思ったので、、笑)

 

 

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最初に雑にやると、直前期にケアできない民法の話【司法書士試験 民法】

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こんばんは。

りーすけです。

 

本日、以下のようなコメントを頂きましたので、「民法」について、記事にしたいと思います。

 (コメントしてくれた方、ありがとうございます!)

 

マイナー科目の勉強法についての記事、大変参考になりました。ありがとうございます。
つきましては民法との付き合い方について記事をアップしていただければ嬉しいです。
1000条に及ぶ条文、判例、要件効果覚えることがたくさんありますが、どのように学習して覚えていったのか(語呂合わせとか)教えて下さい。

 

以下、私の経験と主観に基づく話なので、参考になる部分だけ持ち帰って頂ければ幸いです。

(2020年度本試験 民法の成績は、18/20です。占有権と定型約款を落とす。)

 

民法は、受験期間の中でも、勉強歴が長いので、時系列でお話しします。

 

まず、私の勉強期間は、2018年10月~2020年9月です。

 

2018年10月~2019年6月(不登法の授業開始まで)は、ひたすら民法をしました。

民法以外、一切やっておりません。

20ヵ月コースを取っている方ならわかると思いますが、この時期は、授業のペースも遅いし、兼業受験生でも、民法を手厚くできるくらい、時間があります。

 

私は、2019年7月のお試し受験で民法8割の得点率を目指しており、あいまいな条文が出れば、都度趣旨を調べる、必ず六法を引くというように、念入りにケアをしました。

もちろん、1時間単位で調べることはしませんでしたが、15分くらいは、わからない箇所に対して、粘るイメージでしょうか。

(不登法が始まった時期(2019年6月)くらいから、わからない箇所に対しては、5分程度しか粘らないようにしました。)

 

というのも、民法は、初学者であれば、不登法や会社法の授業をやっている間にブランク(私の場合、2019年6月~11月、民法に一切触れなかった。)を生んでしまうので蓄えが必要ですし、何より、ほかの主要科目より、暗記では対応できない部分が多かったからです。

 

民法に関しては、覚えるということは止めて、理解することに徹しないと、すぐに忘却して、全く身にならない気がします。

語呂合わせもあるのですが、一般の先取特権の「きょう、こ、そ、にちよう」くらいしか、使っていません。

ですので、特に民法は、理解を得るためにも、予備校の授業はマストだったと思います。

 

勉強内容としては、2019年7月のお試し本試験までに、オートマテキスト民法3冊を10周ずつ、出るとこ+オートマ過去問2冊をそれぞれ5周ずつ回しました。

 

 

 

結果、2019年度本試験の民法は、16問/20問で、8割でした。

 

そして、2019年6月~11月の忘却期間を経て、2019年11月から民法の勉強を再開しました。

細かい部分は忘却してたのですが、2019年6月までにみっちりやっていたので、回復力がすさまじく、2020年3月時点の伊藤塾プレ模試では、19問/20問という結果でした。

 

以降、民法でおそらく、模試では、15問を下回ったことはなかったと思います。

 

2019年3月以降、模試をやってて、ふと気づいたことがありました。

それは、予備校がBランクと言っていた模試の知識が、オートマには載っていないことが多々あったことです。ごくたまにAランク(模試の評価)も載っていませんでした。

また、他の有名予備校のテキストを直前期に見たときにも衝撃が走りました。

そのテキストには、割と細かめの条文も解説されていたからです。

 

何が言いたいかというと、オートマの必要な知識の凝縮率は、半端ないです。

凝縮されているので、オートマをやり込むと、やった範囲に関しては、曖昧な知識がほとんど生まれません。

私は、時間に余裕がある午前の部の試験で、民法を5肢読まずに、肢の関係で、さっさと解いたりしてました。

オートマ民法は、模試で、些末論点がいくら入っていても、本筋の条文で、問題を解けるようにしてくれます。

本当に必要な条文の選別に対する完成度が高いテキストだと感じています。

そして、わからない条文でも、考えて解けるようになる、重要な考え方が載っています。

 

なので、1000以上の条文を持つ、民法に真っ向勝負するには、オートマ的な、趣旨重視の必要な知識凝縮テキストが必要だと感じています。

 

民法は特に、武器(テキスト)の違いが勝負をわけると感じました。(もちろん、オートマだけが優れていると言い切るわけではないですが、、)

 

 

 

直前期には、民法に対して、真摯さがなくなる時が出てきました。

その時に模試の点数が下がることがあります。

というのは、慣れてくると、字面だけを追って、民法の答えをだそうとしてしまうのです。

そうなると、少しの変化球をくらうと対応できなくなります。

 

私は、勉強したての時(2018年10月~2019年6月)は、「裁判官の立場にたって、利益衡量を考えるべき」という山本先生の教えに従って、一応問題一つ一つに対し、頭の中で、主張する者お互いの言い分を整理しながら、問題を解いたりしていました。

 

この精神が、直前期に消え失せてしまやすくなります。

直前期の焦りが、字面だけを追う勉強方法に向かわせがちです。

 

その時、我に返らせてくれるのが、オートマテキスト民法Ⅰの1ページ~143ページの基本編です。

このページに、利益衡量の極意が書いてます。

この部分は、おそらく、慣れると飛ばし読みされる方もいるかもしれませんが、自戒の意味で読むと効果的で、民法の学習能率に違いが現れます。

 

私は、直前期に模試で民法の点数が下がった時は、このページで自戒し、字面だけ追わず真摯に民法と向き合って、点数を回復させるという、サイクルが何度もありました。

 

 

民法はこだわってやった為か、私は今、試験から3ヵ月弱経っても、民法だけは、最初から最後まで、教科書の内容を思い出せるくらい、強く記憶に残っています。

11月に受けた2020年行政書士試験でも、行政書士に特化した勉強をせず、択一・記述ともに、民法は満点でした。(記述はアガルート添削によるもの)

(一方、同じ主要科目の会社法や不登法は、忘却率が高いです。)

 

 

したがって、まとめると、、

民法は、最後まで暗記でなく、趣旨理解にこだわりつづけた方がよいと思う。

(私の場合は、山本先生による法律趣旨の記述の理解+裁判官の利益衡量の様子のイメージを、オートマ教材掲載の(ごく絞られた)条文に対し行い続けた。)

 

そうすると、テキストの情景が自然と現れるようになりましたし、今でも山本先生の授業中の笑い声や言葉が耳から離れません。笑

 

そして、必ずその景色が現れた肢だけを切っていく、というのが、超直前期の模試や本試験の際の民法の解き方です。

 

 

 

 

あと少し細かいところだと、以下です。

 

・授業の再生速度

民法の授業は、ゆっくり趣旨を確認したかったので、再生速度1.25倍で、わからなければ聞き直しましたが、その他の科目は、1.5倍の再生速度で、一切聞き直しませんでした。

 

・要件効果の意識

要件・効果について、意識したほうがいいのかなーと思ったこともありましたが、山本先生のテキストは自然と、要件と効果の流れが身につくようにできているので、意識づけは不要でした。

 

 

 

民法は、最初に雑にやると、忙しい直前期に取り戻すには、時間の関係上、あまりに地獄すぎるので、注意が必要かもしれません。

 

 

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