司法書士試験  一発合格へ

令和2年度司法書士試験 合格しました。

【私の机公開】あなたの勉強机は自己管理出来ていますか?

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こんにちは。

 

りーすけです。

 

私は司法書士試験に一発合格するために、出来ることは全てしました。

その結果、初年度ながら模擬試験では、最高判定を何度も取ることができ、本試験で戦えるレベルまで、実力を上げることが出来たと思っております。

 

↓ 以下、本試験のTotalの自己採点結果を掲載しています。

shoshi-kun.hatenablog.com

 

今回は、私のデスク回りをご紹介します。

コロナに感染しない為にも、私は基本的に自宅で勉強をしていました。

自宅で勉強するには、強力な自己管理能力が必要です。

それには、デスク回りの環境整備が何より大切になります。

 

以下、私のデスク回りの環境です。

 

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①~⑧の番号を振った箇所は、私独自の「自己を管理する」ポイントです。

何をどうやって管理しているのでしょうか?

 

一つずつ説明していきます。

 

①:目標は「1位合格」

難関資格ですから、目標を常に明確にしておくことが必要です。目標は、当然「合格」することですが、果たして「合格」に止めてよいのでしょうか。

私は、「1位合格」を本気で目指していました。

 

私は、学生時代の頃、テストの目標は常に100点でした。なぜなら、100点を目指しに行かないと、80点以上の点数を確実に取ることは出来ないと知っていたからです。

各種のテストにおいて、運悪く、思いもよらないミスをしてしまったり、相性の悪い問題が出ることがあります。

そういった、運の要素を少しでも排除するには、意識をより高いところに持っていく必要があります。

司法書士試験は、択一において、約8割の正答率が求められます。

目標を「合格」にすると、合格レベル(8割の正答率)の状態が自分の完成レベルだと自分の心の奥底で意識し続け、自分のMAXが8割の正答率になる恐れがあり、「運」が無ければ、8割の正答率を割ってしまいます。

 しかし、10割の正答率を意識して勉強すれば、8割の正答率を「運」が悪くても、割ることはないでしょう。

私の模擬試験と本試験の結果を以下に示します。

 

〇模擬試験の直前4回の正答率平均 午前択一:84%, 午後択一:91%

〇本試験正答率 午前択一:91%, 午後択一:80%

 

赤字の午後択一に注目して頂きたいのですが、今回の本試験の午後択一は自分にとって相性の悪いものだったと思います。

しかし、普段の成績が90%平均を超えていた為、相性が悪くても、8割を切りませんでした。

 

「目標は1位合格」

自信がなくても毎日自分に言い聞かせてみてください。思い込みとは、すごいものです。初学者であろうが、点数の伸びは凄まじいですよ。

また、本番での「運」の要素を排除する努力、意識付けから試してみてください。

これは、私が経験したことです。

 

②:本番での緊張しない自分をつくる為の自己啓発

本番に強くなるための勉強を私はしました。

そこで、私は2つの思考方法を手に入れ、机の前に貼り、直前期は何度も意識付けを図りました。

その結果、私は、前日の夜8時間ぐっすり眠れましたし、本試験当日も緊張が少なく、逆にこれでいいのかと思う程落ちつけました。

 

1. 与えられたミッションに同意すること。

受験生に与えられたミッションとは、「司法書士試験に合格すること」です。

まず、与えられたミッションに同意することで、なぜ緊張状態を緩和できるのか説明します。

 

米軍兵は、戦場に向かい、戦いを終え帰還すると、一定割合PTSDを発症するようです。

戦場では、過酷な現実を目の当たりにし、死と隣り合わせの状態ですから、高い緊張状態を維持しているわけです。当然、心身に問題が起きても仕方ないですよね。

しかし、PTSDを発症しない人もいるようです。

それは「自分が与えられたミッション」を体で理解している人だったようです。

つまり、「何でこんな戦場に私は来てしまったんだろう。。」とか「本当は、来たくなかったのに、私の境遇は不運続きだ。。」などを考えている兵士より、「母国や家族を守る為に、自分は戦っているんだ」と与えられたミッションに対し、しっかり同意している兵士は、精神を壊さずに帰還できたそうです。

 

与えられたミッション(合格すること)に同意できているかを確認してみましょう。

なぜ「司法書士試験」の勉強を始めたのか、自分は本当に「司法書士」になりたいのかを振り返り、毎日言い聞かせ、腹落ちさせることで、私は、当日試験の弊害になる程の極度の緊張感は感じませんでした。

 

2. 現状維持思考をもつこと。

本番で失敗する人は、「損失回避レベル」が高い人と言われています。

損失回避レベルが高い人の特徴は、「失敗したら何かを失うんじゃないか?」、具体的にいうと、「司法書士試験に合格しなければ、今までの勉強が無駄になってしまう」という考え方の人です。

こういう考え方を持つと、当日変に背伸びしたり、いつもと違うことをやってしまったり、また手が震え、頭が真っ白、という風になりがちです。

試験に立ち向かう上で有効な思考方法として、「現状維持思考」をもつことは重要です。

具体的にですが、私は、試験当日こう思っていました。

「もう既に自分は合格者である。口述試験と同様に、この筆記試験も本人確認の意味合いしかない。少し頑張れば優等生(1位合格)、普通に過ごせば、普通の合格者となる。よって、失うものは何もない。」

こう考えることで、「ありのままの自分」をただ試験会場に持っていくことができました。

真剣に勉強した人は間違いなく皆合格レベルにあるはずなので、ありのままの自分(合格レベルの自分)を持って行けたかどうかが、本番で生死を分ける鍵になるのではないかと思います。

「現状維持思考」試してみてください。

 

③:お守りに自分を監視させる。

私は、学問の神様が祭られている大宰府天満宮のお守りを持っていました。

そして、勉強中はお守りを自分の勉強の様子が見える位置に置いておりました。

私は、長時間の勉強(10時間~12時間)を6ヶ月間1日も休まずに継続しましたが、お守りに監視してもらったことが大きかったです。

勉強は孤独にやるものです。誰にも監視されません。したがって、うつ伏せで寝ようが、ぼーっとしようが誰にも怒られません。

人間は弱い生き物です。長時間同じ態勢で、同じことを淡々と繰り返すわけですから、普通の神経では、無理です。

そこで、お守りに監視してもらうわけです。お守りは、私の勉強の様子を何もいわず、ただ静かに見ています。本番当日は、お守りを握って、「何とか合格できるように、お願いします」とお祈りするわけです。

もし、サボり癖がついてしまい、お守りに対し、自分自身納得できない状態を見せ続けていたのであれば、お守りに自信をもって「合格させてください」といえるでしょうか?また、お守りの神様もそんな自分に対して、「合格させてあげましょう!」と思ってくれるでしょうか?

私は、1日も休まずに長時間の勉強を継続したので、自信をもってお守りに合格を祈願することができ、この事が、「本番において自分自身を信じる」ことにつながりました。

是非お守りを自分の勉強が見える位置に置き、自分を管理してみてください。

 

④、⑤:自分の講師のノウハウ本を目の前に置く。

私は、TAC受講生で、山本先生の講義を受けていました。

山本先生が教える勉強方法は「基礎の反復練習・それ以外のことは一切やらない」です。

長い受験生活では、さまざまな講師のアドバイス、受験生の情報が耳に入ってきます。

有益な情報が多いことは間違いないですが、学習のベースは担当講師のテキストを使用しているわけですから、テキストを完全に活かすには、講師の考える勉強方法に従うことが近道なわけです。

しかし、Youtube,Twitter,ブログなどでのアドバイス、成功談を見ると、勉強方法を変えたくなります。

そこで私は、講師のノウハウ本を自分の目の前に置き、自分自身の勉強方法を監視させました。

ここでも監視です。

もし、情報に自分が惑わされやすく、勉強方法を変えてしまい、知識が定着しないという方には、この方法はおすすめです。

 

↓ 山本先生の一発合格のノウハウが書かれた本です。一読すると、一発合格は、非常にシンプルな考え方でよいということがわかります。


「資格の天才」ヤマモトの司法書士一発合格塾

 


山本浩司の司法書士「最短最速」合格法

 

 ⑥、⑦:大事なものは高い位置におく。

⑥は、手帳です。受験票を入れていたり、これまでの学習記録や心構えを記した大切なアイテムです。

⑦は、模範六法です。

 

自分が大事だと思うものは、高い位置においていました。

自分の中で大事だという意識付けをする為です。

特に六法は、絶対に高い位置においておくと決めていました。

六法は、「最も大事な書物」だからです。

 

 ⑧:ブックスタンド

 私は、ブックスタンドを使って、勉強していました。

これに関しては、下記で紹介しておりますのでご覧ください。

shoshi-kun.hatenablog.com

 

 一つ、重要な考え方があるのでご紹介します。

「自分の脳の体力には限界があり、勉強の際に高い集中力を発揮するには、脳の体力を出来るだけ節約すること」

人間は、選択する時に脳の力を消費してしまいます。

従って、「今日は何の勉強をしようかな?」と考えている事自体が、勉強をする為の力を消費する行動なのです。

よって、勉強内容はシンプルにするべきです。私の場合は、各科目において、テキスト精読→出るトコ(1問1答)→過去問→テキスト→・・・の反復です。

あまりにシンプルすぎて、勉強内容を考える必要はありませんでした。

私の長時間の勉強の継続は、脳の体力の消耗を勉強計画に割くことがなかったことにあったと思います。

また、もう1つ、私が必ず行っていたことがありました。

それは、前日寝る前に、次の日に勉強を開始するページを開いた状態にし、ブックスタンドに設置しておいたことです。

こうすることで、起きた瞬間にそのページから勉強すればいいわけですから、考える間もなく、起床後すぐに勉強できます。

これは、脳の体力の消耗を抑える上で非常に有益な方法だったと思います。なぜなら、私は6時に起きて、歯磨きを終えた後、6時10分には必ず机に座って勉強を開始できたからです。これは、毎日実施できました。

何も考えずに始めることができれば、勉強のスタートを簡単にきることが出来ます。

試験へのモチベーションが高かろうが、低かろうが、何も考えずに始めるのですから、これは、誰にでも適用できます。

次の日の勉強は、前日の準備で決まります。

是非、ブックスタンドに、次の日行う勉強の該当ページを開いた状態でセッティングし、朝からロケットスタートを切ってください!

 

↓ ちなみにこの考え方は、DaiGoさんのこの本で勉強しました。その日からすぐに勉強に活かせる方法が沢山掲載されていますので、一読してみてください。


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いかがでしたでしょうか?

自己管理するには、間違いなく、自分の学習机近辺の環境を整えることが必要です。

 

あと、もう一つ、携帯は絶対に机の上には当然、ポケットにも入れないでください。

なるべく自分から遠いところにおいてください。

「携帯の姿」が見えるだけで、集中力が間違いなく低下するからです。

このルールは必ず守った方がいいと思います。

 

本日も最後まで見て頂き、ありがとうございました。

 

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